新刊書籍ーのご案内:社長!社員が10人以上になったら読む本です!〜儲かる会社には仕組みがある〜

経営計画ブログ - 広瀬元義の2万5000ドル日記

安田佳生、サルならわかる経営の真実セミナー

2005年05月26日

[企業経営]

安田佳生氏(ワイキューブ)のセミナーに行ってきました。13:30-17:30の4時間で、55,000円という超高いセミナーなんです。場所は、フォーシーズンズホテルの4Fアンフィシアター。限定95名という人数がほぼ埋まっていました。社長向けのセミナーなんだろうけど、20代の若い人もちらほら。後は、40代50台といったところ。タイトルが「サルなら分かる」だから、周りをなんとなくきょろきょろ。みんなサルの顔に見えてくるから不思議....なんて冗談ですよ。(笑)

サル呼ばわりされて、反発心と55,000円とい馬鹿高いセミナー料金に惹かれ、エイッヤーって感じで申し込みました。安田氏の本はサンマーク出版から『伸ばす社長つぶす社長』など本が出ていますので、一度読んでみるといいですよ、なるほどなって、彼の独特の価値観が見えてきます。
さて、本題のセミナーは良かったのかどうかですが、それなりに面白いセミナーでしたが、大体が彼のこれまでの本の中に書かれていることでしたが、面白かったお話をひとつ。
世の中には、二つのタイプの経営者が存在するようで。「人一倍努力しているのに、業績の上がらない社長」ともう一方は、「大して努力もしないのに業績の上がる社長」とのこと。皆さんは、どちらですか? どちらでもないよって、それじゃ話が続かないので、世の中にこの二つのタイプしかいないと思って、どちらかに決めてください。(笑)
さて、この二つのタイプの決定的な違いが三つあり、その三つ要素が、会社を伸ばすか潰すかにかかっているそうです。
一つ目は顧客対応で、儲からない客に時間を掛けるなとのこと。大概の会社は、大してお金も使ってくれないのに、文句ばかり言ってくるようなうるさいお客さんに時間を掛けて、上顧客にまともな時間をかけない。従って、このような儲からないでうるさいお客さんを切り捨てると良いとのこと。儲からないお客さんの要望は聞かないで、儲かるお客さんの要望だけ聞きなさいとのこと。うーーん、なるほど。分かるけど、できるかなって感じですか。
次に二つ目は、仕事への取り組み方で、与えられた条件の中で最大限の努力をしようとするから駄目なんだというわけですね。そうじゃなく、頑張らなくても業績の上がる仕組みを考えろということ。そうなんですよね。つい、突撃ーって感じで、営業をやりたくなるのを抑えて、如何に、お問い合わせを頂くかを考えなくてはならないですよね。
さて、三つ目は、お金の使い方で、出来るだけお金を使わないで売上を上げようとしないで、出来るだけお金を借りて、お金で解決できることは何でもお金で解決しろとのこと。
なるほど、銀行にお金借りて、金利の3%も払えないようなビジネスはするな、つまりそれ以上儲けられないようでは、ビジネスとしての面白みも無いということですね。
そんなことで、半日サルになって、安田さんのお話を拝聴してきました。この話、聞きたい人は、ビデオも出ているそうですよ。(6万何がしかの値段。うーーーん、商売うまいんだからもうって感じですね)

今月は、社長日記をほとんどお休みしていましてごめんなさい。
これからも書き続けますので、読みに来てください。来月中ごろまでには、このサイトもリニューアルされる予定です。私の書く内容も、FANメンバーだけでなく、税理士さん全般に読めるお話へと変化させます。

投稿者: 管理人 / 日時: 2005年05月26日