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もっと儲かる経営計画の作り方
『経営計画』


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もっと儲かる経営計画の作り方 『経営計画』
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【1-5】計画で失敗するパターンは?

〜経営計画は、社長が一人で作って社員に押しつけてもうまくいかない〜

経営計画づくりには社員会員が参加する

年度はじめに社長が経営計画を大々的に発表し、さあ、このとおりに動け―というようなケースを聞くことがあります。一方的に押しっけられた社員は反発するか、いわれたとおりやればいいんだろうと自分で何も考えないまま行動する。配られた経営計画の中身もろくにみない。これではせっかく経営計画をつくっても、目標達成はむずかしいでしょう。
 なかには経営計画を社員に毎朝読むことを強制したり、中身を把握していない社員に対してはマイナス査定を考える社長もいます。しかし、それでは本末転倒です。社長がいわなくても、社員がおのずと経営計画をみるようにならなければなりません。
 なぜ失敗したのか。社長が一人でつくってしまったからです。社員も一緒に経営計画をつくれぼいいのです。それによって社長と社員全員が経営計画を共有することができ、その目標を達成したときには、喜びを分かち合うことができるのです。

全体目標は社長が決めるが……

経営目標の達成のために、実際に行動するのは社員です。その社員が計画を立て始めるところからが、経営計画づくりの本番です。
 といっても、社長をさしおいて社員が利益目標を決めるようなことはあり得ません。会社全体の目標となる数字目標や戦略目標は、社長が決めて社員に示します。
 社長が決める戦略は、利益目標などの数字目標設定以外に次の項目が挙げられます。

・来期はこの商品でいく
・次にこのエリアを開拓する
・顧客夕−ゲットはここを狙う

 細かな行動計画を示してもあまり意味がありません。必ずわかりやすい目標や戦略を示すようにします。
 部門長や社員はこれらをもとにして、部門や個人の目標数値や行動計画を決めていきます。そして、自分で決めた目標を達成しようとする社員に対して、社長は全力で支援することを約束します。ここで大切なことは、実際に社長自らが社員をバックアップしていくことです。そうすれば、社員のやる気を引き出すこともでき、一石二鳥となるでしょう。

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