新刊書籍ーのご案内:社長!社員が10人以上になったら読む本です!〜儲かる会社には仕組みがある〜

DVD・書籍

もっと儲かる経営計画の作り方
『経営計画』


● 図解で利益の伸ばし方をわかりやすく解説
● 経営理念の立て方、計画を実行するための秘策が満載
● 決算書で押さえるべきポイントを完全網羅
● 会社の格付けができるCD-ROM付

経営計画を購入Amazonで購入
もっと儲かる経営計画の作り方 『経営計画』
価格:1,260円


【1-3】経営計画は利益計画である

〜まずは「手元にいくら残す必要があるのか」から考えよう〜

人は無意識に利益計画を立てて行動している

 たとえば、あなたがお金をためて車を買うとします。100万円の車を手に入れるには、手元にそれだけの自由に使えるお金が必要です。お金をためている間も家賃はかかるし、衣類や食費にもお金はかかります。
 現在、貯金がゼロで、生活費が年間250万円かかるとします。すると、1年後に100万円の車を買うには年間の手取り給料が350万円である必要があります。
 このように個人の場合でも、手元に残すお金(100万円)が決まると、必要な収入(350万円)がみえてきます。学生がアルバイトでお金をためるのなら「車を買うために100万円ためる」→「生活費などを年250万円以内に収める」→「1年間働いて350万円以上稼ぐ」という計画を立てることが必要です(右の上図)。

利益がないと何もできない

 会社の場合、年収がサラリーマンのように決まっていることはありません。したがって必然的に、手元に残すお金(利益)の計画を立て、それに基づいていくら稼ぐかを決めたり、出ていくお金を抑えたりすることになります。
 たとえばビルの購入費用に3億円かかるとします。頭金が10%とすると、そのための費用3000万円が必要となってきます。
 そのために、仮に、今期の利益を5000万円捻出しなけれぼならないとします。この利益額に諸経費や税金を加えた額が、必要な売上額になります。
 利益がないと会社は何もできません。そこで利益をいくら出すかをまず決めて、そのために経費や売上をいくらにするかを考えていく、これが「利益計画」です。経営計画は、会社にいかにお金を残すか、そのために何をするかを考え、実行に移していくことです。経営計画とは同時に利益計画でもある
のです。
 利益額を軸にして会社は活動します。経営計画の最も重要なポイントも、利益目標です。これを逆にして、売上目標を最初に決め、後から利益目標を決めてしまってはいけません。

経営計画策定に関するお問い合わせはこちらから