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【1-16】「プロダクションの3原則」とは?

〜生産活動だけでなく、顧客と関わる活動のすべてがプロダクションだ〜

会社の利益を損なコミュニケーション不足

 マーケティングが「お客さんを入り口まで足を運ばせて、契約にいたらせる」機能であるとすれば、プロダクションはその後を引き継ぐ機能です。定義としては「最初の売買成立に始まり、その後の顧客との関係全般にわたる活動すべて」となります。顧客と継続的な関わりをもつための活動や、商品生産とそれに関わるすべての過程が含まれます。
 プロダクションを考えるときに忘れてはならないのが、「利益を生むための作業」であるということです。そして利益を生むことができるかできないかを左右するのは、そこに関わる人間のコミュニケーションカです。
 顧客が望んでいるものと関係なく、生産部門が勝手に考えてものをつくり始めたら、利益は損なわれます。顧客と営業担当の間、あるいは社内の営業部門と生産部門の間でコミュニケーションがとれていないときに、このような問題が発生します。そして問題が経営者層に伝わらないと、いつまでたっても改善されないのです。
 顧客との関係、社員同士の関係、部下と上司の関係、社長と社員との関係、すべてが利益と直結しているのです。

生産のプロセスを改善し続ける

 プロダクションにも3原則があります。原則1は「コミュニケーションで相乗効果を生み出すこと」です。今述べたようにコミュニケーションが不足すると問題が発生するし、
逆にうまくいけば、1+1が2ではなく3かそれ以上の効果を発揮します。
 原則2は「生産プロセスを常に改善すること」です。例として、マクドナルドのハンバーガーは売上が一時落ち込んだことがあります。生産コストを下げて生産効率を上げた結果、味が落ちたためです。そこでつくり置きをやめ、注文を受けてからつくることにしました。つまり、お客さんから注文があったときにつくり始めるという改善をほどこし、収益を上げることに成功したのです。
 原則3は「今あるビジネスをよりよくすること」です。これは会社を支えている主力商品を常に見直し、より付加価値をつける方法を考えて、利益を確保するということです。

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