新刊書籍ーのご案内:社長!社員が10人以上になったら読む本です!〜儲かる会社には仕組みがある〜

DVD・書籍

もっと儲かる経営計画の作り方
『経営計画』


● 図解で利益の伸ばし方をわかりやすく解説
● 経営理念の立て方、計画を実行するための秘策が満載
● 決算書で押さえるべきポイントを完全網羅
● 会社の格付けができるCD-ROM付

経営計画を購入Amazonで購入
もっと儲かる経営計画の作り方 『経営計画』
価格:1,260円


【4-43】キャッシュフロー計算書とは?

〜会社における、お金の出入りの内容を記録したものである〜

キャッシュとは何か

キャッシュは通常、現金と同じ意味で使う言葉です。しかし、決算書における「キャッシュ」の意味については、おそらくほとんどの経営者は知らないでしょう。
 キャッシュを日本語に訳すと「現金及び現金等価物」となります。「現金」には、文字どおりの現金のほかに当座預金、普通預金も入ります。「現金等価物」は会計上現金とみなされるもので、3カ月以内に満期となる定期預金、短期手形、コマーシャルペーパー(CP)、公社債投信などです。
 よく年度末に「税金を払わなければいけないのに足りないので困っている」といっている社長の話を聞きます。これは会社のキャッシュの状況を把握していなかったためです。 キャッシュフロー計算書は、キャッシュが一定期間内(通常は1年度分)でどれだけ増えたり減ったりしたかを示す帳票です。 これをみることでお金がどのように会社を出入りしたかがわかり、自社におけるキャッシュの流れの傾向をつかんでおくことができます。

キャッシュの流れを3つに分けて考える

 キャッシュフロー計算書では、キャッシュを「営業活動によるキャッシュフロー」「投資活動によるキャッシュフロー」「財務活動によるキャッシュフロー」の3つに分けて考えていきます。 いずれも会社にお金が入ってくれば、キャッシュフローはプラス、会社からお金が出て行けばマイナスになります。
 営業活動によるキャッシュフローは、基本的には営業することにより得られる利益をさします。よって、多ければ多いほどいいということになります。 投資活動によるキャッシュフローは、主に土地や建物などの売買によるお金の流れを意味します。
 財務活動によるキャッシュフローは、中小企業ではほとんどが銀行からの借入によるお金の流れを意味します。
 このようにキャッシュフロー計算書では、どの種類のキャッシュフローがどう変化しているかをみることが大切なのです。

経営計画策定に関するお問い合わせはこちらから